リンチェニアとオヴィラプトルは何が違う?!

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こんにちは!

今回はオヴィラプトルとよくにた恐竜リンチェニアについて解説していきます!

基本情報

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項目詳細
学名Rinchenia mongoliensis(意味:「リンチェンの・モンゴルの」)
生息時代白亜紀後期(ネメグト層)
発見地モンゴル・ゴビ砂漠
全長約1.7m
体重約25kg
食性雑食(詳細は不明)

「オヴィラプトルの一種」から独立するまで

リンチェニアの化石は1984年、ゴビ砂漠のアルタン・ウール IIという地点でほぼ完全な骨格が発見されました。状態が良く非常に貴重な標本でしたが、1986年の記載時は**「オヴィラプトル・モンゴリエンシス」**——つまりオヴィラプトルの一種として登録されます。

ところがその後の研究で、骨格がオヴィラプトルよりも華奢でスリムであること、そして頭部のトサカが全く別物であることが明らかになります。1997年、モンゴルの古生物学者バルスボルドによって新属Rincheniaとして独立。学名はモンゴルの著名な言語学者ビャンビン・リンチェンへの敬意を込めて名付けられました。


ヒクイドリそっくりのトサカ

リンチェニア最大の特徴が、頭部の**大きく発達したトサカ(カスク)**です。

このトサカ、現代の鳥類ヒクイドリのものにそっくりな形をしています。ヒクイドリといえばオーストラリアに生息する飛べない大型鳥類で、頭の上に骨質のヘルメットのような突起を持つことで有名です。

注意!トサカの機能については、ディスプレイ・種の識別・音の共鳴など複数の説があり、まだ定説はありません。

同じオヴィラプトル類でも、リンチェニアのトサカはひときわ目立つ立派なもの。群れの中でひと際目立つ存在だったに違いありません。


オヴィラプトルとどう違う?

リンチェニアとオヴィラプトルは同じオヴィラプトル科の仲間ですが、いくつか明確な違いがあります。

  • 骨格:リンチェニアはオヴィラプトルより華奢でスリムな体つき
  • トサカ:リンチェニアのほうが大きく高く発達している
  • 生息地:オヴィラプトルはゴビ砂漠のジャドフタ層、リンチェニアはネメグト層と地層が異なる

同じゴビ砂漠でも時代や場所が少し違う、いとこのような関係といえます。


近縁種との比較

恐竜名生息時代全長特徴
リンチェニア白亜紀後期約1.7mヒクイドリ型の大きなトサカ
オヴィラプトル白亜紀後期約1.5〜2m冤罪の卵泥棒・トサカ小さめ
シチパチ白亜紀後期約2m大きなトサカ・卵を温める化石が複数
コンコルラプトル白亜紀後期約1.5mトサカなし・モンゴル産
ギガントラプトル白亜紀後期約8mオヴィラプトル類最大・中国産

まとめ

結論から言うと——リンチェニアは長年オヴィラプトルの影に隠れていたけれど、独自の魅力を持つ恐竜です。

スリムな体つきにヒクイドリそっくりの立派なトサカ——オヴィラプトルとは別物だと気づくのに13年かかったのも納得の個性です。以前紹介したオヴィラプトルと並べて読むと、同じ仲間でもこんなに違うのか、と面白さが倍増しますよ!

地味に見えて、実はオヴィラプトル類の中でも際立った存在——それがリンチェニアです!

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